FIRE・取崩し生活 資産取崩し実績(出口戦略)

50代DinksFIRE 取崩し6ヶ月目・石垣旅行ダブル台風と主力資産の乱気流

梅雨明けの石垣島へ、県内旅行とは思えない距離感

取崩し生活6ヶ月目。
毎年6月下旬の沖縄は、うまく梅雨が明ければ観光客も比較的少なく、過ごしやすいベストシーズンになる。
今年も恒例となりつつある石垣島旅行を実行した。
今回は移住後初めての石垣島でもある。
旅先でよくある「どちらからいらしたんですか?」という何気ない問いかけへの答えが、これまでとは少し違う。
「沖縄本島からです……」
そう答えると、自分でも少し不思議な気分になる。

飛行機で約400km移動しているのに、住所上は同じ沖縄県内。県内旅行とは思えない距離感がある。

いつもは海を中心に楽しんでいたが、今回は前半に山へ足を延ばしてみた。
向かったのは、車で比較的近くまで行ける屋良部岳の「トロルの舌」
眼下には森と海が広がり、想像以上の眺めだった。

思い通りにいかない空模様と株価

今回の石垣旅行の後半は、厳しい洗礼を受けることになった。

太平洋上でまさかのダブル台風が発生。
思い通りにいかない台風の進路と、思い通りにいかない株価の推移はよく似ている。
暴風が過ぎ去るのを待つ宿でスマホを開くと、画面の向こうでは我が家の主力資産たちも仲良く値下がりしていた。
前月まで好調だったS&P500系や、攻撃の要であるNASDAQ100系、さらには日本高配当株までそろって下落。
加えて、守りの資産として保有しているゴールドまで大きく値を下げ、資産全体もじわりと目減りしていった。

石垣の空模様も、資産の評価額も、なかなか落ち着いてくれない。
台風が過ぎ去ったあとのダイビングは、当然ながら少し濁った海だった。
以前の自分たちだったら、心底悔しい思いをしていたかもしれない。

だけど、二人の会話は「また来ればいいよね」だった。
いつでも、何度でも来られるという圧倒的な自由が、濁った海すら「次のチャンス」に変えてくれる。
FIRE後の生活で変わったのは、資産額よりもこういう「時間の贅沢」なのかもしれない。

今月も現金比率のディフェンスラインを守りつつ、予定通りの取崩しを実行した。

💰 今月の取崩し・配当内訳 (※分配金も配当金として表記)
S&P500系
269,732
日本株配当金
461,714
米国株配当金
51,225
今月の受取合計
782,671

NISA移し替えの扱い

夫婦ともに毎月、特定口座のS&P500から新NISA積立投資枠へ20万円(各10万)の資金移動を行っている。これは生活費のための 取崩し とは別枠の、資産クラスの移動なので特に表記しない。なお、2026年1月初頭に旧NISA満期分(120万円が250万円以上に成長)から成長投資枠(各240万円分)への移し替えも完了済み。自分は「先進国株式から先進国株式」へ、妻は「S&P500からSCHD系」へ資産を移動させた。

※本記事で扱う「2026年1月1日時点の100%」という基準は、
これら成長投資枠への移し替えをすべて終えた後の評価額で計算している。

各資産の進捗状況

グラフの見方


以下のグラフは、完全無職生活が始まった2026年1月1日時点を100.0%とし、その後の取崩しと運用による資産の推移を可視化した。

投資信託系

S&P500系 104.9%(前月比 -1.5%)
100%
💰 取崩し実行 (26.9万円)
オールカントリー系 112.3%(前月比 -0.1%)
100%
🛡️ 温存
NASDAQ100系 117.6%(前月比 -1.7%)
100%
🛡️ 温存
先進国株式系 110.0%(前月比 -0.4%)
100%
🛡️ 温存
SCHD系 120.7%(前月比 -0.4%)
100%
🏰️ 基本取崩さない
(2026年1月1日の評価額を100.0%としている)

高配当・ETF系

日本高配当 113.7%(前月比 -0.2%)
100%
🏰️ 基本取崩さない
米国高配当 110.9%(前月比 -0.9%)
100%
🏰️ 基本取崩さない
(2026年1月1日の評価額を100.0%としている)

コモディティ

ゴールド 89.9% (前月比 -7.5%)
100%
🎯 年末まで温存し50万控除枠を活用予定
(2026年1月1日の評価額を100.0%としている)

6ヵ月目の取崩しを終えて

今月、我が家の口座に振り込まれた取崩し配当金による収入78.2万円
高配当株半年に一度やってくるボーナス月がやってきた。

この生活が始まってから181日
そんな資産たちの凸凹した攻防戦を乗り越えた、我が家の「生存HP」は、以下のような形になった。

【収入】
取崩し等
(投信・配当金含む)
78.2万円 追加収入名
(詳細コメント)
0万円

合計 78.2万円
【支出】
生活費
詳細はこちら
30.0万円 旅費
(交通費・ダイビングなど)
38.3万円

合計 68.3万円
📊 FIRE 累計ログ(2026.01〜)
累計 取崩し額 246.0万円
累計 支出額 245.5万円
通算収支差 0.5万円
経過日数
181

今月の投資資産HP

50代のワクワクDinks FIRE:投資資産HP
1 0 8 . 6 % (前回から 1.5% Down)
START HP (100%)
108.6%
これは、現金預金以外の投資(投資信託、日本・米国高配当、ゴールド投資)
の進捗を数値化した、我が家の「生存HP」
完全無職生活が始まった2026年1月1日の投資資産の合計を「100%」と定義している
(※現金預金はここでは扱わない)。

生活費を取り崩しながら、このHPが0%にならないよう、FIREという名の冒険を楽しむ。

黒字でも減る生存HP

今月は石垣島旅行38万円以上を使ったにもかかわらず、
配当金の力によって家計は単月黒字となった。
旅行を楽しんだのに黒字」という少し不思議な月だった。

ただし、生存HPの方はそう甘くない。
先月まで好調だった投資信託高配当株は下落し、守りの資産として期待していたゴールドも続落。
結果として、生存HPは110.1%から108.6%へと低下した。
収支は黒字なのに、生存HPは減少する。

家計簿だけ見れば好調な月だが、資産全体で見ると決してそうとは言い切れない。
FIRE生活では、毎月の収支と資産評価額が同じ方向を向くとは限らない。
収入が多くても資産が減る月もあれば、赤字でも資産が増える月もある。
そんな当たり前のことを、今月もまた身をもって実感することになった。

半年で身についたこと

無職生活も半年が経過した。

資産を取崩す」という行為に対する心理的なハードルは、すっかり無くなった。
この半年間で身についたのは、株価を当てる技術ではない。
荒れた相場を横目に沖縄の星空を楽しむ「心のスイッチ」の切り替え方だった。

資産は、増やそうと欲張るよりも、淡々とルールを守り続けた方がうまく付き合える気がしている。
半年かけて積み上げてきた「自分たちのルール」を、次の半年もまた淡々と繰り返していく。

わが家の歩み:資産の時系列推移と運用記録

プライバシーの観点からわが家の正確な現金を含めた資産総額までは公表しないが、
「根拠」となる過去の記録はある程度残してある。
投資信託のSCHD系や米国高配当など、
公表していない資産も一部あるが、日々の「生存HP」を算出する基礎データはこの記録に基づいている。

エビデンス

※ 現金預金を除いた、投資資産のみの時系列推移(MoneyForward ME)
グラフの中に時折現れる「青色」は、証券口座内で待機させている買い付け用の準備金。
灰色」その他の資産はゴールドで、証券会社と連携できない為、手入力で元本分のみ入力している。

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