天気もゴールドも崩れた5月、渡嘉敷島でグランピングを楽しんだ
5月上旬、自分たちは渡嘉敷島へグランピングに出かけた。
あいにく天気には恵まれず、雨の渡嘉敷島だったが、
BBQで肉を焼いているときだけはちょうど雲が切れ、一瞬美しい星空を見ることができたのは幸運だった。
「次は雲ひとつない、快晴の渡嘉敷島も見に来よう」
次の予定をノリで決められる。これが無職に与えられた最強の特権だろう。



一方、相場の世界に目を向けると、あんなに鉄壁だったゴールドが崩れ始めたが、
主力である投資信託たちは、高値更新を繰り返していた。
楽しんだ分だけ支出も増えた
先月の劇的な相場回復を経て、無職生活も5ヶ月目が終わろうとしている。
今月は渡嘉敷島グランピングやレンタカー代など、
アクティブに動いた分だけ 通常の娯楽費 を越え 追加の娯楽費 が綺麗に上乗せされた。
ベースとなる基本生活費 30.0万円に、この娯楽費 5.0万円がトッピングされ、総支出は35.0万円
しばらくはまとまった配当金が入ってこない時期が続くため、当然収支はマイナスになる。
お金を貯め込むだけでなく、動けるうちに体験へ変えていく。
今回のグランピングもその一つ。
今月も現金比率のディフェンスラインを守りつつ、予定通りの取崩しを実行した。
NISA移し替えの扱い
夫婦ともに毎月、特定口座のS&P500から新NISA積立投資枠へ20万円(各10万)の資金移動を行っている。これは生活費のための 取崩し とは別枠の、資産クラスの移動なので特に表記しない。なお、2026年1月初頭に旧NISA満期分(120万円が250万円以上に成長)から成長投資枠(各240万円分)への移し替えも完了済み。自分は「先進国株式から先進国株式」へ、妻は「S&P500からSCHD系」へ資産を移動させた。
※本記事で扱う「2026年1月1日時点の100%」という基準は、
これら成長投資枠への移し替えをすべて終えた後の評価額で計算している。
各資産の進捗状況
グラフの見方
以下のグラフは、完全無職生活が始まった2026年1月1日時点を100.0%とし、その後の取崩しと運用による資産の推移を可視化した。
投資信託系
高配当・ETF系
コモディティ
5ヵ月目の取崩しを終えて
単月で見れば、娯楽費の上乗せが無くても家計の収支は毎回赤字を叩き出している。
ただ、我が家の投資資産は涼しい顔で高値更新を繰り返している。
3月はあれほど血まみれだったのにw
日々の生活費や娯楽費をリアルタイムで取り崩し、単月で赤字を出しているのにもかかわらず、
資産の土台そのものが成長している。この奇妙な現象のおかげで、
我が家の「生存HP」は減少するどころか、むしろ力強く数値を伸ばす結果となった。
取崩しを、相場の成長が完全に上回っている状態。
ただし、投資信託たちが息を吹き返したその裏で、
これまで我が家の 鉄壁の盾 としてポートフォリオを支えてくれていたゴールドは、
するすると価格を下げて防衛ライン100%を割り込んだ。
投信の復活 と ゴールドの陥落 という明暗分かれる凸凹が、シミュレーションで表せないリアル。
この先も常にリアルと向き合っていかなければならない・・・
この生活が始まってから151日
そんな資産たちの凸凹した攻防戦を乗り越えた、我が家の「生存HP」は、以下のような形になった。
+ (投信・配当金含む) 30.9万円
151日
今月の投資資産HP
の進捗を数値化した、我が家の「生存HP」
完全無職生活が始まった2026年1月1日の投資資産の合計を「100%」と定義している
(※現金預金はここでは扱わない)。
生活費を取り崩しながら、このHPが0%にならないよう、FIREという名の冒険を楽しむ。
安定しない生存HP
相場の力強い風を受け、我が家の「生存HP」は110.1%まで上昇した。
リタイア初期の成績としては十分だけど、忘れてはいけないのは2ヶ月前には100.0%を切ることを覚悟していた事。
ただ、「生存HP」が110%を超えてくると、相場が良いうちに少し多めに取崩しを実行し、
手元の現金を多めに増やしておくことも視野に入ってきた。
手元の現金を厚くできれば、次に数ヶ月、数年単位の大荒れの相場が訪れたとき、
特定口座の取崩しボタンを押さずに温存することが可能になる。
資産が増えているからこそ、先々の暴落に備えて 現金の盾 を強化しなければいけないかもしれない。
これもシミュレーションでは描けない、リアルな悩みとなっている。

金壁のゴールド陥落から学ぶ、分散投資の現実
今年初め、中東の緊迫化などで投資信託が下落を続けていたとき、
鉄壁の盾となって自分たちの心を支えてくれたのはゴールドだった。
当時は連日の最高値更新で嬉しい悲鳴を上げていた。
2月には一時120%近くまで上昇し、我が家のポートフォリオを支えていたゴールド。
しかし今度は、低迷していた投資信託や高配当株が息を吹き返し、ゴールドだけが100%を割り込んでバーを縮めている。
片方が下がれば、片方が上がる。
教科書通りの動きだけど、自分は一つ冷徹な事実を忘れないようにしている。
今回はたまたま交互に動いたが、次はすべてが同時に下落する局面もあり得る。
分散しているからといって、決して安心はしない。
自分たちは、今後も淡々と取崩しを続け、自分でコントロールできる現金のディフェンスを守っていく。

わが家の歩み:資産の時系列推移と運用記録
プライバシーの観点からわが家の正確な現金を含めた資産総額までは公表しないが、
「根拠」となる過去の記録はある程度残してある。
投資信託のSCHD系や米国高配当など、
公表していない資産も一部あるが、日々の「生存HP」を算出する基礎データはこの記録に基づいている。
エビデンス

※ 現金預金を除いた、投資資産のみの時系列推移(MoneyForward ME)
グラフの中に時折現れる「青色」は、証券口座内で待機させている買い付け用の準備金。
「灰色」その他の資産はゴールドで、証券会社と連携できない為、手入力で元本分のみ入力している。
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