今まで積立投資をコツコツと続けていたが、株価が暴落する時は度々あった。
暴落した時は、目をつぶり耳を塞ぎ、時が過ぎるのを待っていた。
こんな時に、なにか反撃する手だてはないかと常日頃から考えていたのだが
一つの方法を見つけることが出来たのでまとめておく。
ただし!投資は自己責任で行いましょう
▲5%ルール投資法( -5%ルール投資法 ) とは
YouTubeの 【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話 で公開されている投資法
通常は積立投資を着々と進めていき、それとは別に株価暴落時(下落率 -5%)に一括投資(積立1年分)をするというもの。
投資ルール
投資ルール① 積立投資を休止しない
・相場環境が悪化しても、積立投資を休止したり、金額を減額しない(当初決めた 期間・金額・投資先 を守る)
投資ルール② 一括投資先は積立投資銘柄と同一
投資ルール③ 個別銘柄を触らない
・財務諸表やテクニカル分析をする力が必要だから
・購入した個別銘柄が業績悪化し、塩漬けになる可能性があるから
投資ルール④ 投資信託 or ETF を活用
投資ルール⑤ 週間ベースで -5%以上 下落した際に一括投資を行う
・前週の金曜日の終値から今週の終値を比較する
・指数は NASDAQ100(^NDX) や S&P500(^SPX) を判断に利用する(今回紹介した動画では NASDAQ100)
投資ルール⑤が最重要
・その週の金曜日に-5%以上の下落を確認したら、その金曜日に注文を入れようが、
翌週月曜日に注文を入れようがどちらでもいい(買えればいい)
・注文入力日は金曜日か翌週(ぶっちゃけ火曜日から木曜日は相場見なくていい)
・最安値は狙えない、レンジ(範囲)で購入
過去のデータのまとめ
あくまで過去のデータであり未来の予想ではないです
年 | NASDAQ100(^NDX) ▲5%以上 下落した回数 | S&P500(^SPX) ▲5%以上 下落した回数 |
---|---|---|
2003年 | 2 | 0 |
2004年 | 2 | 0 |
2005年 | 1 | 0 |
2006年 | 0 | 0 |
2007年 | 3 | 0 |
2008年 | 7 | 6 |
2009年 | 2 | 3 |
2010年 | 2 | 2 |
2011年 | 2 | 2 |
2012年 | 1 | 0 |
2013年 | 0 | 0 |
2014年 | 0 | 0 |
2015年 | 1 | 1 |
2016年 | 2 | 1 |
2017年 | 0 | 0 |
2018年 | 3 | 3 |
2019年 | 0 | 0 |
2020年 | 4 | 4 |
NASDAQ100(^NDX)
週間 ▲5%以上 下落しない年:5回
▲5%以上の下落は、1年あたり1.8回
金融危機(2008年)を除くと、1年あたり1.5回
S&P500(^SPX)
週間 ▲5%以上 下落しない年:10回
▲5%以上の下落は、1年あたり1.2回
金融危機(2008年)を除くと、1年あたり0.9回
▲5%以上の下落は 極稀に起こる、自己判断でチャンスを逃さないようにしよう。
検証
あくまで過去のデータであり未来の予想ではないです
<検証条件>
投資対象:大和iFreeNEXT NASDAQ100インデックス・大和iFreeレバレッジ NASDAQ100
投資期間:2018年10月末 ~ 2021年7月末
投資方法:積立投資のみ / 積立投資+一括投資(▲5%)
積立頻度:毎月
積立金額:1万円
一括金額:12万円(毎月の積立金額×12ヶ月分)
積立投資 | 一括投資 | 投資金額 | 時価評価 | 損益額 | 損益率 | 落差 |
---|---|---|---|---|---|---|
インデックス | 無し | ¥340,000 | ¥562,720 | ¥222,720 | 66% | ▲41% |
レバレッジ | 無し | ¥340,000 | ¥845,086 | ¥505,086 | 149% | ▲81% |
インデックス | インデックス | ¥1,060,000 | ¥1,886,991 | ¥826,991 | 78% | ▲53% |
インデックス | レバレッジ | ¥1,060,000 | ¥2,798,930 | ¥1,738,930 | 164% | ▲91% |
レバレッジ | レバレッジ | ¥1,060,000 | ¥3,081,296 | ¥2,021,296 | 191% | ▲112% |
まとめ
投資家のリスク許容度次第でどの投資がベストか変わってくる。
余裕資金を含めた自分のリスク許容度を超えた投資を行うと、狼狽売りや、資金枯渇が起こる。
周りの声に惑わされず、自分の投資メンタルや余裕資金と相談し自分にあった投資を行う。
どれだけ儲かりそうな商品があっても実現できなければ、全て空理空論になる。